こんな会社は潰れます~その129
さて、この元社員が、空いている部分を有効活用して少しでも売上増進に繋げたいと思った取り組みは、
カラオケルームあります、のうたい文句でした
店舗は実は2階建てで、外観は喫茶店風
飲食店をやるなら宴会需要が取り込める、2階に宴会場がもうけられるので、団体宴会もできることで、売上も安定する
利用がないんですね…ランチもまずいから
普通なら、ランチとディナーの両方の売上をいかに上げるかを考えるのですが、せっかくある2階がもったいない、カラオケも1台契約しているので、使わなくても利用料が月々かかる…
そうだ、アイドルタイムにカラオケルームとして2階を売ろう!
…安易な考えですね…
現状を考えれば、カラオケという業界は非常に競争激化しています
かつては謳歌していたシダックスも縮小を余儀なくされ、まねきねこが勢いを増すなか、
雰囲気もくそもない、選曲も限られる1台しかないカラオケ屋に何の魅力があるのだろうか
わざわざチラシまで掲載して宣伝しますが、当然売れません
何度も言いますが外観は喫茶店、看板は見にくいし、何売ってるかわからない和食店、あ、ラーメンもやってる、カラオケもあるらしいぞ…
いったい…
何屋さんですか?なんでもあるのが売りなんでしょうか?
遊休資産の活用どころか、本業に影響を与えていると考えざるを得ません
前述したとおり、才能がなければ、遊休資産は眠らせておくほうが無難なのです
では