辞めようと思ったけど…③

こんな会社が潰れました~その242

 

 

 

買収した会社の社員にいつも言っているんだろうけど、当たり前のことしか言わなかったと思います

 

 

 

そういう僕も、あまり聞く気がなかったから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長はこう話しました

 

 

 

 

『自分がいて会社がまわっていると思う人もいると思うが、よくよく業務を見てみると、決してそういうわけではないんだよね』

 

 

 

 

すごく抽象的な言い回しでしたが、うちの会社が潰れた原因を端的に示していました

 

 

 

 

 

 

そして先に述べましたが、

 

 

元社長の息子はこの会議の場で、

 

 

(雇われ)社長から部長へと格下げになりました

 

 

では

 

 

 

 

 

辞めようと思ったけど…②

こんな会社が潰れました~その241

 

 

新社長は、当然ながら、こういう登場には慣れてるらしく、

 

淡々と状況をかつとても簡単に説明しました

 

 

 

 

 

 

こういうとは、アウェイという状況ですが…

 

 

 

 

 

 

不思議なもので、こういうときの他の社員の反応というのは、

 

 

十分な説明が今までにないことから、

 

 

 

 

救ってもらったにも関わらず、

 

 

 

 

 

 

冷ややかな目というか、敵意すら感じるのです

 

 

 

 

 

 

 

それもしょうがないんですけどね…

 

 

 

旧社長の息子がきちんと状況を説明しないで、いつまでも社長気取りだから…

 

 

 

 

 

まあ、それは置いといて、

 

 

 

社長があたりまえのことを当たり前に、我々に諭すよう話出しました…

 

 

 

 

 

では

辞めようと思ったけど…①

こんな会社が潰れました~その240

 

 

 

 

毎月一回、店長会議があるんですが、

 

 

新社長とは倒産前の集会で会ったものの、直近の会議では姿を見せなかったので、

 

 

 

新会社になって1カ月以上、

 

社長に会っていません

 

 

 

 

 

 

売上・経費等まとめる必要があるので、会議には出席しますが、はっきり言ってそのあと、

 

 

 

 

 

 

辞めるつもりでいました

 

 

 

 

 

 

実家に帰って、今住んでいるマンションは借金があるけど、売るの勿体ないから、賃貸にしてその足しにしよう

 

 

 

生活は厳しいだろうけど、今より10万円くらい下がってもいいや、と思ってました

 

 

 

 

 

では

 

 

 

辞めようかな⑥

こんな会社が潰れました~その239

 

 

 

 

 

前会社の実権を握っていたその役員は、

 

 

 

創業家の人間ではありません

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の城を作ろうとした狡猾なこの役員に創業家は警戒もせず、

 

 

 

結果として会社が滅茶苦茶になってしまいました

 

 

 

 

 

悪慣習そのものが残ることで、どんなに会社にマイナスになるかは容易に想像ができます

 

 

 

 

 

 

 

 

その人間がいる限り、古臭く、人事も何も硬直化したものになり、

 

 

能天気な創業家よりもたちが悪いのです

 

 

 

 

 

 

 

せっかく借金が減って、なんとかなるかもしれないと思ったのに、

 

 

 

やる気ゼロですよ

 

 

 

 

 

辞めようかな

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

 

 

辞めようかな⑤

こんな会社が潰れました~その238

 

 

 

 

 

 

 

もう一つ、困ったことがあって、

 

 

 

実際、世間知らずの息子も、現社長から厳しいことを結構言われていて、

 

 

 

相当プレッシャーは感じているようです

 

 

 

 

 

 

しかしながら、現社長と社員との接点がないことをいいことに、

 

 

社員の前では、社長面です

 

 

 

 

 

 

これがますます、社員の心を混乱させているのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それよりも、息子以外の役員が問題で、

 

 

 

 

 

実権を握っていた前役員が残っていることです

 

 

 

 

 

 

 

息子以外は社長のプレッシャーを感じる機会は全くなく、

 

 

 

 

のびのびと仕事をしていたのです(仕事はしてないけど笑)

 

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

辞めようかな④

こんな会社が潰れました~その237

 

 

 

 

別に前の会社の役員たちに謝ってもらおうとは思わないけど、

 

 

 

 

前の経営を反省し、

 

 

これからこういう会社づくりをしていこうとか、ビジョンを示す必要があると思うのですよ

 

 

 

 

 

 

 

ところかどっこい、

 

 

格下げして部長になった息子は社長気取りだし、

 

 

それ以外の役員は役職もつかない平社員以下になったはずなのに、


相変わらず役員の呼称のまま、そして偉そうにしている…

 

 

 

 

 

 

こうしているうちに、どんどん売上も利益も減っていく

 

 

 

 

 

 

こんなんじゃあ二度目の倒産も近いよ

 

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辞めようかな③

こんな会社が潰れました~その236

 

 

 

 

しかし、創業家の連中が残っているとは言えど、

 

 

 

 

当然ながら、

 

 

 

 

潰れた会社の役員は新しい会社の役員にはなれないらしく、

 

 

 

 

前社長の息子は非取締役の部長として再スタートすることとなりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰がどう見ても格下げなんで、本人も自覚すると思うのが普通なんですが、

 

 

 

 

 

それが前会社の役員たちの楽観的な性分というか、アタマおかしいのか、

 

 

 

 

社長気取りです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

まあ、確かにこの息子自体、

 

 

 

わがままで独裁的な前社長と年上の先輩取締役に囲まれていたので、

 

 

 

自分の思うようにはいかなかった反動なのでしょう

 

 

 

 

 

 

では