うちの会社の損益が、わからなくなるのは、
目標の設定方法がいいかげんだから
あたりまえですが、
最終損益を黒字にすべく年次目標を立てる、これが正しい姿なのです
うちの会社は、売上目標も利益目標もいいかげんです
それぞれの立場の人間の、くだらないプライドが、どれだけ利益の損失を生み出しているかをみてみましょう
現場長は高すぎる利益目標に対し、役員に意見ができないだけではなく、ダメな社員だと思われたくないため、実現不可能な数値を提出します
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実際、その1年は全く利益が出ず、目標を修正したいと願っていても、担当役員が、『頑張ればできるだろう』みたいに言われ、1年後もまた同じ目標設定をする
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その1年間を経験し、その数値が達成不能だと予測できるのにも関わらず、担当役員は『できません』とは社長に言えないため、できないとわかっていても、その目標設定でいく
そのくせ、役員のお膝元など、どうしても利益を出さなければならない部署については、色々な理由をつけて目標を下げ、達成可能な数値を提出する
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細かく数値を確認していない社長はその数字に幾ばくかの疑念は持ちつつも、
『現場長が一生懸命考えて提出した数値を、役員が精査して提出したものだから、多少きついだろうけど、まあ、近い数値となるだろう』
こうして、出来上がった数値で、やる意味があるのか???
役員も社員も自分のメンツのためだけに、目標達成不可能の数値を毎年繰り返す
それを社長は、『なぜ、利益がでないのだろう?やっぱり不況だからしょうがないのかな?なんか起死回生な出来事が起こらないかな』と
目標ができる過程が問題なのにそれを改善しようと思わない
やっぱり、潰れるよな
では 13