こんな会社は潰れます~その18
前回、役員がダメで、ボーナスが出ないのに、役員のいいなりになるのか?
と書いたけど、言いたいのは、
社長に直訴する空気がないことなのです
告口とかというレベルでなく、役員自身の不正とか、いわゆるパワハラとかが日常的にあっても、
直属の幹部社員は何も言わないのです
ただ、残念なことに、その部下やパートは、社長が身近ではなく、
担当役員=会社=経営者みたいなもの
ということで、嫌なら辞めるし、役員(経営者)が少々の不正をおかしてもしょうがない、という空気が出ちゃっているのです
僕はどうしても、この構図が理解できなかったために、社長に、
『役員の○○はこういうことをしているので社員が困っています』と言っても、
他の社員からの声がないため、社長は、
『そんなこと思っているのはお前だけだろう』とか、『その程度の不正で済んでいるなら安いものじゃないか』など、
僕が言うほど、ひどい状況ではないだろう、で終わってしまいます
こうした出来事が続き、完全にやる気をなくしてしまったんですが、
もしかしたら、僕の考え方が特殊なのか、と考えることもありました…
でも、
僕は現在でも家内工業に毛の生えた程度の会社だと考えていて、
かつてそう思い入社した人たちは夢破れて、去っていった今、
普通のサラリーマンしか残っていなかった、
そして、
そのことに気づくのが僕自身、あまりに遅すぎた、ということです
では、普通のサラリーマンとは、何か、というと、
会社員たるもの、上が黒といえばクロ、白といえばシロ、といった、
会社に多少の不満があっても、上司の言うことに従うのは当たり前だ、とういう考え方です
もっと早く気づいていれば、対処方法があったかもしれません
公務員や大企業だったら、これでもいいと思います
変化を求める必要がないどころか、不要だから
でも、吹けば飛ぶ会社ですよ
みんながんばれよ
では