こんな会社は潰れます~その40
そして、 新規出店に出された社員達はどうなるかですが、
うまくいけば、既存の施設では味わえない経験が良くも悪くも出来るので、個人の成長に大きく繋がる可能性があります
ただ、教える人間が優秀かどうか、あるいは、核になる人間が優秀かどうかでも左右されますがね
ただ、核になる人間がいない場合は、おままごとのようになってしまいます
管理者の経験がない人間や接客経験のない人間が、アルバイトの採用や教育を担当、経理経験のない人間が経理、営業経験のない人間が新規開拓、などなど、想像したら恐ろしいですね…
ただ、うちの会社は経験者がいるのに…
新規で会社を立ち上げて、寄せ集めで会社をはじめたのならともかく、それなりに年数を積み重ねた職能を持った社員がいるのに関わらず、一からスタートさせる
そもそも、長年業務を積み重ねることで、地味な仕事でも洗練されてくると思うのです
それが、人が変わっても一定のレベルを保ち続け、会社の発展に寄与すると思うのです
会社として今まで培った技術やノウハウの積み重ねを生かすことによって、早急に収益の出る体制にできるのに、新規出店で精鋭メンバーを出さないということは、会社の損失につながることは明確です
ところが、うちの会社は、役員の好き嫌いで新規出店のメンバーが決まってしまうため、寄せ集め感が強く、営業にしても、運営にしても、
今まで培ってきたノウハウはなんだったんだろうと思ってしまいます
ちょっとずつ知識を蓄積させた普通の社員達が、様々な部署へそのノウハウを伝播していく、そうして会社が発展していく
僕はそう思うのです
そして、それをできるようにするのが、上の仕事でしょう
昔は幹部連中も大きな異動があったのです
役員が楽を求めると、会社の利益など関係ないので、社員が異動する必要もなくなります
では