こんな会社は潰れます~その47
忘年会とか運動会とか、イベントごとが一部では見直されていますね
実際、年齢の差以上に世の中が激変したので、幼少期の思い出とか、価値観などが大きく違うと感じます
何か共通の共感できるものが欲しいところです
うちの会社も運動会はありませんでしたが、忘年会などはありました
あったというのは、現在は長らく開催されていません
ボーナスが出なくなってからです
僕自身、忘年会が好きかと言われれば、そうでもなかったのです
内容はともかくとして、無駄に長い、からです
でも、
強制参加だったので、どうせ出るなら楽しもうと思ってからは、考え方も変わりました
年長者が積極的にやろうとすれば、下の子達も嫌々ながらもついてきます
ここで、パワハラだと捉えられたら元も子もないですが…
やはりコミュニケーションが取れるようになるし、部下の意外な一面とか特技などが分かります
うちの会社は、社長を除く役員連中がこういったイベントに積極的ではなかったので、うまく仕事に取り入れることができなかったですが…
とにかく、
共通の演目をするとか、共通にカラダを動かすことって、今の時代だからこそ大切なのかもしれません
僕自身、最初は嫌だったけど、途中で気が変わったのには、理由があって、
おとなしく地味だと思われていた社員が実は忘年会を楽しみにしていた、ことがわかったからです
長年サラリーマンをやっていると感じるのですが、やれ夏は海だキャンプだ、冬はスキーだなどと、
季節を感じれる行事をやることが少なくなる人が多いのです
たかが忘年会でも季節を感じられることが、毎年やってくることを楽しんでいたのかもしれません
タダ酒が飲めるのを楽しんでいただけかもしれませんが…
実際に社長がそこまで考えていたのかはさておき、
社長がひとり楽しむ忘年会を面白く思わない役員が、
『利益が出ていないし、参加できない社員がいるのは不公平だ』
などと、休止に追いやったことはどうなんでしょう?
むしろ時代に逆行してるのでしょうか?
どちらが正解かはわかりませんが、
ボーナスも出ない、何の行事もない会社に帰属意識は生まれないと思います
では