正月営業休止について

こんな会社は潰れます~その54

 

先日も言いましたが、僕の会社は年末年始営業しています

 

 

 

 

本日、『スッキリ』の番組で、正月の3が日の休業検討について、どう思うか視聴者投票をしていました

 

表現の自由なので、何を言っても構いませんが、

実にくだらないことをテーマとして取り上げる一部マスコミには辟易します

 

 

そもそも三越伊勢丹だって、他社との競争を考えれば、

三が日営業した方がいいに決まっているのです

 

 

 

 

 

 

売上を落としてでも、今の過剰サービスに対し一石を投じる気概をテーマにするのならまだしも、視聴者にどちらがいいでしょう?などと意味の無いインタビューをする

 

三越伊勢丹が今後の生き残りに対し、大きな賭けをしたことは評価に値します

 

 

 

 

残念ながら僕らの会社は、人がやらないことをすることで、逆に売上を取りこもうとするので、三越伊勢丹とは全く逆です

 

下衆ですが、生き残っていくためにはしょうがないと考えます…

 

 

 

前にもお話したとおり、うちの会社がやらなくても、もっと極端なカタチで、過剰サービスをする会社が出てきます

 

自由競争の社会では仕方がないし、これ以上は控えるというモラルももはや存在しません

 

 

 

 

 

あと、問題となるのは、

休業日をもうけると売上が下がるのか?ということ

 

 

うちの会社だと正月三が日の売上は通常の日曜日の倍近くとなります

ここを閉めてしまうと売上に大きく響きます

 

さらにサービス業というのは、売上以上に、

正月・盆といったハレの日に利用される、選んでもらえるということが大切なのです

 

 

これが俗に言う、地域一番店というものです

ハレの日に利用されることが、普段の日も利用されるということで、長期存続に繋がります

 

必ずしも、売上だけではないのです

 

 

 

 

あとは、人の問題です

どうでもいいことですが、

紅白を観たり、初詣に行ったり、実家に帰って親戚と飲むとか、

もうすっかり忘れてしまいました

 

 

人間らしい生活を求める人が土日祝休みを選ぶのは当然でしょう

 

 

どこかの百貨店の初売りで、1日に40万人が来店したとニュースで観ました

 

40万人ってピンとこないかもしれませんが、

下手なテーマパークの年間来場者よりも多い人が1日で来るのです

正月の売上を捨てても、利益を出せる会社にすることで、良い人材が獲得できるかもしれません

 

 

 

 

では