お金はいつまで足りますか?

こんな会社は潰れます~その62

 

 

あくまでも自主再建にこだわるうちの会社、

 

銀行が手を引くに引けない状態なのをいいことに、何もせず、ただ、資産の購入先を探すのみ

 

 

なぜ、資金難にならないの?

 

 

 

 

なってますよ(笑)

 

サービス業なので、1月、4月、5月、8月は売上が高く、損益分岐点を超えるので、業者への支払や、給与が遅れることはありません

 

 

逆にそれ以外の月が8カ月もあるのですが、業者への支払と給与の支払は10日から20日遅れます

 

 

ある意味、予定通りなので感心します(笑)

 

 

 

 

 

 

 

足りていると勘違いしてはいけないのは、

銀行への返済をしていないので、元金は一切減っていないということです

(損益分岐点はどの月も超えていません)

 

 

 

 

かなりやばい状態というのがわかるでしょう

 

 

 

 

 

 

実際これを4年、5年と続けているので、どんどん借金は膨らんでいます

 

目に見えないところで言うと、取引先は期日に支払をしてもらえないので、納入価格が割高になっています

 

しかも、

一部の役員が取引先にいい顔をするため、納入価格を喜んで釣り上げているのです

 

 

 

おかしいでしょう?

 

その見返りは、しょぼいですが、

個人的なお中元・お歳暮や、研修という名目の旅行のご招待などです

 

 

 

 

会社を潰させまいと経営者は資産の売却交渉をしている一方で、目の届かないのをいいことに、自由奔放

 

 

 

『分かっていながら黙認している』という社長ですが、全然わかっちゃいない

 

 

 

何故なら、そういう情報は、社長の耳に入らないよう、情報操作されているからです

 

 

 

裸の王様ですよ

 

 

 

一部の役員は、社長に謝ってもらいたいのか、嫌がらせをしているとしか思えない

 

 

 

 

 

 

 

資金繰りをしているのは、社長が信用ないから、長男がやっています

 

しかし、若いから、影で一部の役員に馬鹿にされている、それすら気づかないのですから、

 

 

能天気な経営者です

 

 

 

 

経営者のご子息を育てるのも、経営者以外の役員がしなければならない重要業務だと思うのですが、

その重要性を経営者も雇われ役員もわかっていない

 

 

 

 

銀行が潰す勇気がなくても、じりじりとお金が無くなっていきます

 

 

 

給与が一カ月遅れだすのも時間の問題です

 

 

 

 

では