価格破壊にはリスクがある③

こんな会社は潰れます~その85

 

 

 

吉野家マクドナルドをはじめとして、2000年初期からのデフレ政策

 

今も尾を引いていますが…

 

 

 

値下げ合戦の末、大体どうなるかですが、店舗が疲弊します

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも価格を下げて、売上を維持しようと思えば、客席回転率を上げなくてはなりません

 

 

ここでは、店舗の大きさ(客席数)と商品コンセプトによるゲストの滞在時間を考えなくてはいけないのですが、

 

 

 

テイクアウトに近い業態というのは、滞在時間が短いですね

 

 

 

 

 

価格を下げたことにより、1.5倍の客数になったとすれば、

 

売上は以前と変わらなくても、以前よりも忙しいということになります

 

おそらく、人件費はむしろ低く抑える傾向にあるので、休む暇もなくなる

 

 

 

客席に食べ終わった食器が放置、新規客が座っても片づけられない、床などに食材がこぼれても放置状態、しまいには店舗の破損にもスルー、食い逃げも放置状態…

 

 

 

 

利益率は計算通りにはいかず、やっぱり下がる見込みになるので、店舗を維持管理する費用も捻出できなくなります

 

 

 

 

 

 

安い店が安っぽい店になる

変な話ですが、400円の時のお客様と280円のお客様とでは差が出ます

 

 

客のマナーも悪くなり、耐えかねた従業員が辞めていくパターンというのが世の常です

 

 

 

 

 

 

 

さて、吉野家マクドナルドにとって、上記のような最悪の状況下でさらに最悪なことが起こりますが、皆さん覚えているでしょうか?

 

 

 

 

 

次回に続きます

 

 

 

 

では