成功したのは誰のおかげ④

こんな会社は潰れます~その109

 

 

 

お店を開業して成功するには、偶然と必然、いろんな要素があります

 

うちの社員のなかで、数少ない成功だった例をあげましょう

だったというのは、途中までは成功していたということです

 

 

 

 

 

 

うちが運営している中の店にテナントがあったのですが、そこは県外からの出店でした

 

儲かっていないまでは言えない状況だったのですが、他県から単身赴任していた社員を帰らせたいと考えていました

 

 

 

 

 

そこで、出店、独立を考えていた料理人であるうちの社員が名乗りを上げたのです

 

そこはラーメン店でありました

 

 

 

 

 

 

 

料理人というのは、ごだわりがあります

 

この社員は和食の料理人で、本当は和食の小料理屋のような店を出したかったのですが、

 

 

厨房設備等がほとんど無償で手に入るということ、既存の売上が安定していたため、リスクが少ない、社員ということで格安の家賃を会社が提示していたなどなど、

 

この料理人はこだわりよりも、実を取って成功しました

 

 

 

 

 

 

実際、売上は300万円から400万円と安定していました

 

 

ピンとこない方もいらっしゃると思いますが、個人の飲食店でこれだけ売るというのは大変なことです

 

 

 

 

 

 

個人のオーナーの場合、夫婦で経営することが多いので、売上から経費を差し引いて30万円くらいが残らなくては存続しません

 

 

 

ただ、実際は100万円に満たない売上で苦しんでいるオーナー

はざらにいます

 

 

 

売上300万が保証されて、初期条件もいいので、約1割くらいは手元に残ったのではないでしょうか

 

 

つまり、月額30万円で、しかも、給与ではなく経費で使える部分が多いので、実際のサラリーマン時代よりも手持ちが多くなりました

 

 

 

と、ここまでは良かった話です

 

 

 

続きは次回

 

 

 

では