戦術・戦略・政策とは

こんな会社は潰れます~その132

 

 

 

 

 

 

ボーナスがあるときの話で、今でもあるとは思いますが、事業主向けにボーナス支給のための融資もあって、うちもそれを利用していました

結局、それも調達できず、現在までボーナスが出なくなっているわけですが…

 

 

 

そもそも、見栄を張って出し続けていたことが、今の経営難に繋がっています

 

 

 

事業全体の赤字だけでなく、返せるアテもない短期借り入れまでしているからです

 

 

 

 

 

 

 

本来ならここで、利益が出るための会社の取り組みを経営陣がしっかり考えないといけないところですが、

 

 

きちんと考えられるアタマを持った人がいなかったのです

 

 

 

 

 

 

 

僕らのように新卒の社員が入る前は、中途採用でまかなっていた訳で、特に、店長経験者が必要だったので、店舗経験があることが優遇されました

 

 

 

 

会社の考え方には、戦術・戦略・政策ということがあって、

 

 

現場を仕切る能力を戦術、

現場をどう生かすかを考えるのが戦略、

資金調達や新たな事業を考えることを政策

 

と言っていました

 

 

 

 

 

うちの会社は戦術と政策のみで戦略を担当する人間がいなかったことに気付いていなかったということです

 

 

 

 

 

 

それを創っていくのが、意欲のある若者で、能力のある人間を適所適材で配置していけば、どこかで黒字になっていたかもしれませんが、

 

 

 

戦略気取りの役員がそれを阻害していたということでしょう

 

 

 

残念な限りです

 

 

では