同族なら身内同士は仲良くしないと大変なことになりますよ②

こんな会社は潰れます~その134

 

 

 

 

ちょっと変わっていますが、社長と副社長の2人がワンマンなうちの会社

 

なんとか自分たちに権限が欲しい残りの役員たち…

 

 

 

 

 

残りの役員がとったこととは、

 

『店長や支配人は自分の部下の給料も知らない、それぐらいの権限がなければいけないでしょう!』

 

 

 

『まず私たちが確認し、個別に店長や支配人に部下の給与を教えます』

 

そう言って、全社員の給与の知る権利を得ました

社長もやむないというカンジでしたが…

 

 

こうして、それぞれの担当役員は全社員の給与金額を把握しました

 

まあ、それくらいは普通のことだ、と考えるかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

問題なのは、これを実現するために、

副社長を丸めこんだことです

 

 

社長と副社長どちらが許可してくれやすいかを天秤にはかり、使い分けることに成功したのです

 

 

二人がワンマンということ、このことが後々大きな問題を生み出していくのです

 

 

 

 

 

 

 

給与は社長がすべて決めていて、副社長も知らない状態でした

 

それに不満を持っていたことと、

店長や支配人が経営者感覚を持つには、ヒト・モノ・カネを掌握することが不可欠だ

と考えていた副社長は、都合良く利用されたというわけです

 

 

 

 

 

 

よその会社のことは知りませんが、

 

役員が全社員の給与を把握している会社ってそんなにないと思います

 

 

 

 

それを役員に全社員の給与を開示したら、どうなるかは明白です

 

 

 

 

では