こんな会社は潰れます~その139
社長と副社長同士は仲が悪いわけではないのですが、
会社の発展のために、どういう会社を作っていくかを真剣に考えていくうえで、
特定の役員によって、情報源が限定されていることに気付かず、結果として、大事な人事権を手放してしまいました
結局、現場長である役員が自分の気に入った社員のみを昇進させていることになるので、
『社員の給料は誰が払っているんだ』とい問いかけに対して、
『社長でも副社長でもなく、現場の長である役員になりました』というのが答えです
実際、はっきり、社員に対して、
『俺が○○円上げてやったから』と堂々と言ってます
そんな状況でも、社長は自分が給料を決めていると思い込んでいるので、悲しいばかりです
同族以外の役員は有限責任なので、会社が潰れても債務をかぶるリスクがないのに、
人事権を取ったということは、会社を好きに牛耳れるということになります
あとは、社員を人質に取ったようになっているので、
『そんなことしたら社員が辞めます』とか脅しをかけ、自身のやりたい放題の状況を作ります
社員が辞める時、社長に直接言わせなくしたのも、社員のことは社長よりも知っているぞ、と思わせるためです
同族たちのコミュニケーション不足により、自分たちの意図しない会社になってしまいました
社長、いいかげん気づいてね
では