なかなか民事再生にはならない

こんな会社は潰れます~その61

 

 

 

二回目の自主再建に失敗すんですけど、

リスケジュールという言葉がよく出てきます

 

 

リスケ、リスケというので、何のことかな、と思ったのですが、

返済条件を変更することです

 

短期借入など、金利の高い条件のものを長期の低金利に変更したりして、毎月の返済を可能にするものです

 

 

 

 

 

 

 

第二回目の大甘な計画で、1年間は金利のみの支払いで運転資金を貯めるというものでした

 

結局、運転資金は貯まらず、本支払いを延々と猶予してもらっているのが、今の置かれている状況です

 

 

 

 

 

 

しかし、さすがにここまでくると、普通なら銀行は返済を求めてくると思うのですが、倒産に向かうと多額の不良債権が発生してしまうため、すぐ返せとは言いません

 

あとは、支店長自身が、転勤まで会社が潰れないでくれと願う心境なんでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次にうちの会社があがくパターンは、

資産の流動化です

 

 

色々難しいのでわかりにくいですが、うちの会社の場合は、

一旦資産を売却して、大きな現金を手にし、そのお金を金融機関の返済にあてるというものです

 

 

要はオーナーさんを募りますというものです

 

オーナーさんに銀行への返済をやってもらい、銀行よりも低い金利で、オーナーさんに月々返済していくということです

 

 

銀行も売却先を探すのですが、通常の商取引では安い金額でしか購入先は見つかりません

 

 

 

少しでも高く買ってくれるところを一生懸命探さないといけませんね

 

 

 

 

では