老害よりも問題は?

こんな会社は潰れます~その97

 

 

 

 

前回、石原元都知事について少し述べましたが、都知事としての功罪を問う動きが見受けられます

 

 

でも、僕は思うんですね、確かに色々な損得によって、築地移転を決めたのは、石原さんだと思いますが、

 

 

取り巻きの人間にも悪い奴がいて、その人達の意向に沿うよう、意図的に判断がずらされた可能性があるのではないかと思うのです

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンマンである人の中には、うちの社長のように都合よく利用される場合があるのです

 

うちの会社でもそうですが、例えば、稟議書の決済をする際、社長に口頭で確認を取り、あとは総務の社員が社長印を押すことはよくあることです

 

 

 

 

都知事がハンコを押すものって、実際は知らないですが、結構あるんじゃないでしょうか?

 

TVなどで知る石原さんが、いちいち真面目に書類に目を通してハンコを押していたとは思えないんですよ(偏見かな?)

 

 

 

うまく話のつじつまをあわせて、了承をもらえば、全部、石原さんの責任で事が進められる

 

 

ワンマンで好き勝手にやっているようで、実はうまく使われていたんじゃないかって思っても不思議ではない

 

 

 

 

 

 

 

だって、規模は違うけど、うちの会社がそうだから(笑)

 

 

 

そして、高齢のため、事の詳細を結構忘れてしまっている、だから、

 

まわりからみても自己に不利になるのが明らかでも、『会見するぞ』と言うのです

 

 

 

年は取りたくないものです

 

 

では

 

 

 

 

石原 慎太郎元都知事に思うこと

こんな会社は潰れます~その96

 

 

 

 

僕はこういう問題が起こると『事実と真実は違うのに』と思います

 

 

 

 

 

マスコミの意図や小池都知事の意向はよく分かりませんが、

騒いで大きく取り上げてうやむやに終わるだけでないかと思うのです

 

 

賄賂をもらったりしていることが公になれば別ですが、去年から散々言われているのに、全く進展がないようにみえるからです

 

 

 

 

どれほど独断で決断して好き勝手なことをしたとしても、都知事という公人が都の仕事をしただけであれば、違法性など問えません

 

 

得をしている人がいるとしても、その人が真実を述べない限り、表に出ていることだけが事実となるのですから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕の私的な意見ですが、うちの会社でも感じる、老害と言われるのには次のような弊害があるからです

 

 

まず、①ビジネスパートナーがリタイアする、もしくは亡くなって、代がかわる

 

年が離れてもうまく付き合いができる人だったら、ビジネスパートナーは減ることはないでしょうが、大体の人は難しいのではないでしょうか

 

 

そして、②側近の人物もリタイアするということ

 

今まで意を汲んでいた人もいなくなり、うまく進まなくなります

傲慢な人ほど孤立するでしょう

 

 

こうなると、社長の顔で得することもなくなれば、ビジネスチャンスも失われ、会社は衰退に向かいます

 

 

 

 

でも、何より問題なのは、③自分の発言したことを忘れること

 

 

 

こうなると、会社としての信用をなくしますね

 

 

 

では

 

 

 

 

 

印刷費より人件費

こんな会社は潰れます~その95

 

 

 

前述の印刷費の続きですが、人件費が不透明に加算されているところがわかりにくい点でした

 

 

 

ところが、最近、ラクスルというネットで注文できる会社が出てきました

 

 

当然、枚数によって異なるのですが、最安で1枚1.1円の印刷費で制作、発送してくれるというのです

 

 

A4サイズ10000枚で税抜12600円…

 

 

 

 

 

TVCMもバンバンしているので、儲かるのだろうか?という疑問がありますが、

 

ざっと会社概要をみる限り、たくさんの中小の印刷会社と提携し、取引が成立した分から手数料を得ているというビジネスモデルのようです(違っていたらすみません)

 

 

 

 

 

はっきりいって、提携業者は100%満足した料金ではないでしょうね

 

 

おそらく人件費はあまり加味されていない

 

 

 

 

PB商品を作らせる量販店のやり方に似ているのかな?

 

印刷機が空いているときに有効活用させる、維持費が出ればよい

 

おそらく、超忙しいときには断れるシステムなのでしょう

 

 

 

前述の通常の印刷会社の料金体系とは違い、少ない枚数でも格安の料金を提供していて、あまり儲けがないようですが、

 

 

逆に、10000枚以上から500000枚でも1枚あたりのコストが変わらないところで、枚数が多ければ少しは利益がでるようにしているようです

 

 

 

色々なビジネスがあるのですね

 

 

では

 

 

印刷代には何が含まれている?

こんな会社は潰れます~その94

 

 

さて、印刷物の金額が100枚16000円というこでしたが、

 

正確には税込16200円、税抜だと15000円でした…

 

 

 

 

僕は印刷業界にいないのですが、発注する立場からすると、

 

印刷物には、手間賃+印刷コスト(インク代・紙代・印刷機使用代)+諸経費(水光熱費・家賃など)

 

が含まれていると思います

 

 

手間賃というのは、人件費が含まれているのですが、これが印刷物の金額をわかりにくくしていると考えています

 

 

つまり印刷代=印刷コストだけではないのです

 

 

 

 

 

 

一般的にあまり自覚されていないと思うのですが、印刷屋さんでいうと、

受注した金額の総額から人件費とか経費とかを捻出しなければいけません

 

 

逆にいうと、印刷代×何%で、人件費とか経費相当を上乗せしているのです

 

 

 

 

 

 

では、冒頭の15000円というのはどのような意味合いがあるか、というと、

 

さすがに100枚で人件費なり正味の印刷コストを載せるわけにはいかないので、

 

文字通り、手間賃だけを請求しているのです

 

 

 

つまり、これだけの注文では赤字ということになりますから、本来請求される金額からすると安いということに理論的にはなり、

 

 

前述の馬鹿課長からすると、安くしてもらっている、という感覚はあながち間違えではないのです

 

 

 

 

 

ただ、もしも、受注かこの100枚しか注文がないとすれば、30万円くらい必要になってくるのではないでしょうか

 

 

 

さすがにこんなことをしていると注文は来なくなるでしょうけどね…

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印刷費の相場は?

こんな会社は潰れます~その93

 

 

 

田舎に限って言うとまだまだ効果がある新聞ちらしですが、

 

 

 

どのくらいかかるんだろう?

と思いますよね

 

販促の仕事をしている方はご存じでしょうが、経験のない方もいらっしゃるので、目安をお話します

 

 

 

 

 

結論から言うと

枚数によって違うので一概には答えられない

ですが、それでは表題の答えにならないですね

 

 

 

 

何事も相場があると思うのですが、例えば、カラーコピー機で印刷したらいくらかかるでしょうか?

 

昔は高かったのですが、今は1枚15円から20円くらいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの会社にダメ課長がいて、その人が販促を担当している部門があるんです

 

そもそも、ダメな人間に会社の大切な仕事を任せるのもどうかと思いますが、

この人も、たまたま残って消去法で販促担当になったという、うちの会社のダメダメなパターンの人事によるものです

 

 

なんでもかんでも印刷物を外注するわけですが、1枚いくらかかるかの相場をしらない、考えないので、業者のいいなりです

 

ひどいケースになると、100枚印刷して16000円なり…

 

 

1枚160円というのが、カラーコピー20円以下でできる時代なのに、高いとも思わず、

 

この印刷物は費用対効果があるから、16000円でできれば安いという始末…

 

 

確かに、モノによっては必要な場合もありますが、このケースでは単に店舗に置いておくためのものなので、ここまでのグレードは必要ありません

 

 

自分の財布から払うと仮定して、1枚160円払う価値があるのか?

 

 

経営者感覚とはこういうことを考えることではないかと思うのですが、この人は、『これは会社経費だからこのくらいかけても問題ない』と勝手に解釈し、経営者気分で経費を使います

 

消耗品は稟議がいらない、という盲点をついてね…

 

 

どうしてこんな金額になるのかは次回

 

 

 

では

 

 

うちの会議は何のため

こんな会社は潰れます~その92

 

 

 

うちの会社は全然イケてないことを何度も論じていますが、

 

社長は社長なりに考えがあるのです

 

 

資金面さえ良くなれば、今の役員の仕事を取って、若手中心の会社にしたい、という思いがあるのです

 

 

それはそれで良い考え方だと思うのですが、問題なのは、

今の役員に社長の本音がバレてしまっていることです

 

 

 

 

お互いに陰で悪口を言い合っている会社がうまくいくわけありません

 

 

 

 

 

現状の最高会議は役員会でその下はそれぞれの部署の店長会議となるわけですが、いずれの会議も社長と役員が出席します

 

 

 

そんな会社はよくあると思うのですが、社長が現役員との会議を重視していないため、

役員は言いたい放題、社長は言わせておけみたいな態度なのです

 

 

 

何も決まらない会議というのは、これが背景にあるわけで、僕ら社員からすると、

頼むから今は仲良くやってくれと思うばかりです

 

 

 

 

 

 

 

しかも、

役員も社長をなめていて、役員会や店長会議にわざと出張を入れます

 

 

社長も役員との対話を重視せず、店長間とのコミュニケーションが取れればいいと思っているので、役員不在の会議があっても意に介しません

 

 

 

 

しかし、うちの会社はワンマンなので、社長の意向だけでなく、役員の意向も加味しなければいけません

 

 

社長が4人も5人もいるような会社なのですから…

 

 

 

 

 

ああしろ、こうしろと指示を出しても、社員は、別の日に役員に伺いをかけなければいけないことを、社長は分かっているのか???

 

 

 

 

 

社長の思いはわかるけど、現状の組織がどうなっているかを理解していないため、迷惑するのは社員です

 

 

 

役員も役員ですけどね…社員は振り回されっぱなしです

 

 

 

大げさだと思うでしょうがこんな会社が実在しています

 

 

 

では

新聞広告はどうなの?

こんな会社は潰れます~その91

 

 

 

さて、新聞広告にどれくらい効果があるか?ですが、

 

ひとつには、支払いの際、財布を誰が出すかにかかっています

 

 

 

 

都会だと新聞を取っている人は少ないと思うし、若者が主導権を握っている部分も多いので、新聞ちらしの効果は少ないと考えますが、

 

地方で新聞を購読している人は少なくなったとはいえ、まだまだ多いのです

 

 

僕個人で言うと、地方に住んでいますが新聞の購読を辞めてしまいました

理由はネットでの情報収集が多くなったからです

今後、減っていくだろうとは思いますが、

 

50代以上の購読層が健在な限り、新聞業界は小さくなるも存在できるでしょう

 

そして、田舎では、飲食店に関して言うと、お母さんかおじいさん、おばあさんが支払いをする場合が多いので、

 

我々の業界は新聞購読する層を無視できないのです

 

 

 

 

 

市単位で規模が小さい田舎であればあるほど、ちらしの効果は大きいと考えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし、費用対効果をどう考えるかですが…

 

 

純粋に新規客を狙うか、既存客に存在をあらためてアピールするかによって内容も変わってきます

 

特に田舎ではあまり長い間、新聞広告を入れないと、店の存在を忘れられたり、潰れたなどのよくないイメージが広がるおそれがあるため、

1回の広告が経費倒れになっても、年間の集客を考えて、出さざるを得ない感はあります

 

 

これも田舎ならではです

 

街で新規出店が活発と言えども、所詮は田舎なので、盆や正月などのハレの場で使えるお店は限られます

 

 

では