総支配人がナンバー2⑥

こんな会社が潰れました~その250

 

 

 

 

唐突ですが、この状況を客観的にみた僕は、

 

 

 

 

 

 

逆に、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっとやってみようかな、という気になりました笑

 

 

 

 

 

 

 

 

本部長のやり方をみて、

 

肯定的にいうと、

 

 

この人は他人に仕事を任せるプロなんだ

 

 

 

 

 

資金面の猶予は必要だと思うが、逆に言うと、ギリギリまで手持ちの駒を使うタイプなんだ

 

 

 

と直感しました

 

 

 

 

 

 

 

ということは、どういうことなのか?

 

 

 

 

 

新たに本社から出向してくる上司は当分来ないということです!

 

 

 

 

この人もサラリーマンだ

 

僕は確信をもって、

 

 

今の会社のメンバーで仕事するなら

 

 

転職するより楽じゃね?!

 

 

 

では

 

 

 

 

 

 

総支配人がナンバー2⑤

こんな会社が潰れました~その249

 

 

 

倒産後、僕自身は会社の損益状況とか、先に買収されたホテルの動向とかを知っていて、

 

 

 

 

 

別会社になったとはいえ、未だに、

 

ホテルの利益で食わしてもらっている

 

 

 

という認識以外、新会社の情報があまりにも少ない…

 

 

 

 

 

 

 

おまけに、1年経ったホテルでも、さほど改革は進まず、宿泊以外の売上は減少している

 

 

 

 

創業者の息子は部長に格下げだが、まだ実質的なトップ、

 

 

また、旧会社の役員がいまだに幅を利かしていて社内の雰囲気も悪い

 

 

 

 

 

ホテルが先に買収されて、残った会社に借金を負わせて倒産

 

その後、拾ってもらって感謝してますが、

 

 

 

なーんか他人事なんだよね

 

 

 

 

では

 

 

 

 

総支配人がナンバー2④

こんな会社が潰れました~その248

 

 

 

会議の報告も一通り終わり、

 

本部長の感想というか、事業に関する報告はほとんどありませんでした

 

 

 

 

 

あとは他人事のように、

 

 

『他の再生事業は一応、全部黒字だから、この会社もよくなると思います』

 

 

 

 

あとは自身の紹介、本体の会社の説明、そして、

 

 

 

大半は愚痴でした笑

 

 

 

 

『俺現在、4週連続で出張中』

 

『ホテルだけで手いっぱいなのに、本部長って言われても給料上がらんし』

 

 

 

 

などなど…

 

 

でも、気さくな人だとはわかりました

 

 

 

 

まだ、僕自身は辞める気持ちでしたけどね…

 

 

では

 

 

 

総支配人がナンバー2③

こんな会社が潰れました~その247

 

 

 

会議が始まっても、うちの社員たちは僕以上に戸惑いでいっぱいでした

 

 

 

 

 

でも、旧体制というか、

 

 

会議を進行しているのは、

 

 

役員以外の社員としては実質トップの人間です

 

 

 

 

 

 

やはり、自分の立場を守るというか、総支配人に若干のアピールはしていました

 

 

 

各店長が報告をする内容に対して、補足と言いつつ、被せるような発言で自身をいいように見せます

 

 

 

 

 

これが、うちの会社のよくない部分ですが、

 

ただ、

 

 

実際に仕事をしていなかった役員に比べると全然マシです

 

 

 

本部長は相変わらず資料には目を向けません

 

 

 

 

では

総支配人がナンバー2②

こんな会社が潰れました~その246

 

 

 

ホテル総支配人兼、本部長(本日から)

 

 

で、その日がもちろんはじめての会議出席

 

 

 

 

 

 

あーきっとこういうケースに慣れているんだな、と思ったのが、

 

 

最初ということで、うちの社員の進行に任せるというのはいいとして、

 

 

数値報告など、会議の資料に一切目を通さない

 

 

 

 

 

…なるほど、そういうものなのか…

 

 

買収される前の会社の数値に興味はないのかな、と思いつつ、どいうことを言うんだろう、とそこには僕自身興味を抱きました

 

 

 

では

 

 

 

総支配人がナンバー2①

こんな会社が潰れました~その245

 

 

 

総支配人というこの人が実質ナンバー2です

 

この人も再建専門で5社以上回っているという

 

だからきっと有能の方なんだろうと思います

 

 

 

 

少し同情したことが、

 

社長『今日から君は部長としてこの会社もみるから』

 

 

と会議当日言われ、事前に言われた訳ではないことを愚痴っていました

 

 

 

 

 

 

 

社長の凄さは伝わってこなかったけど、この人の態度・言動をみると社長とは絶対的な存在なんだなと感じます

 

 

まあ、社長だから当たり前か

 

 

長らくというか、同族の社長としか接していないので、これが社長に対する正しい態度なのかが、わかりません

 

 

 

では

 

 

辞めようと思ったけど…⑤

こんな会社が潰れました~その244

 

 

 

 

 

社長の言葉を聞いても、まだ、辞める意思には変更がありませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも会議が始まり、15分ほどして、社長は旧会社の社長の息子と退席します

 

 

これから二人である取引先へ出向くという

 

 

 

 

これも会社が潰れた際、この息子の不手際で、大口の取引先に不信感を与えたことが原因なのです

 

 

 

 

 

やっと社長と話す機会を持てたのに、ますます、僕を含めた社員は冷めますよね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その会議にホテルを買収した際、社長とともに赴任した総支配人は残っていました

 

 

 

声を聴いたのは初めてです笑

 

 

 

 

では