完全売却のはずなのに…⑦

こんな会社は潰れます~その165

 

 

 

 

そもそも今の役員たちがダメだから、こういう最悪な状況になっているのに、

 

 

 

 

 

 

全くその自覚がないということです

 

 

しかも、役員全員が『俺はよくやっている、悪いのは○○だ』と責任転嫁

 

 

 

 

 

 

 

 

そのうえ実質的に社長が替わって、

さらに劣化版…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経営がグラスに水をためなければならないことだとすると、

 

 

 

 

グラスに穴が空いていて、それに気付かず、グラスのフチの汚れを掃除しろ、というのが今までのやり方

 

 

それが…

 

 

 

 

 

 

グラスにさらに大きな穴が空いていて、それに気づかず、

 

今までの方法ではなく、違うやり方でフチの汚れを掃除すれば、もっと綺麗になるぞ、というのが今のやり方…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おい!穴ふさげよ!(笑)

 

 

 

 

 

 

気付くわけもありませんが…

 

 

 

 

最悪だと思っていたのに、まだ、先があるんですね…

 

 

では

 

 

完全売却のはずなのに…⑥

こんな会社は潰れます~その164

 

 

 

 

社長にとってみれば、お金が入ってくれば現状は180度好転するため、

 

 

逆に急がなくなりました

 

 

 

 

だから、その間、会議があっても、実質的な議論をするわけでもなく、さっさと切り上げようとします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから社長がいながら、専務が実質的社長として機能しているので、

 

 

 

 

周りからみると、

 

 

 

代替わりをしたんだな、という状況になっています

 

 

 

 

 

 

 

だから、今のポンコツ役員のなかでは、

 

『息子の専務はまだまだだけど、皆で支えよう』という変な空気になっています

 

 

 

 

 

 

 

なんかおかしくないですか?????

 

 

 

 

 

銀行への支払いもできないうえに、稼ぎ頭のホテルを売り飛ばし、先もくそもないという状況でお花畑です

 

 

 

 

 

では

 

 

 

完全売却のはずなのに…⑤

こんな会社は潰れます~その163

 

 

 

 

 

社長が専務と喧嘩して、今の状況なら、まだ、わかるのですが、

 

 

 

 

特に険悪というわけでもありません

 

 

 

 

 

ただ、今後どうするかを話し合うこともないので、専務の独断で、買収先の取締役社長になったり、ホテルの社員全員を転籍させてしまう暴挙に出てしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直言って、専務は財務の残処理ばかりしていたので、経営者の顔をしていますが、営業取り組みや人材育成といったところは全く素人なのです

 

 

 

 

 

 

社長が社員にきちんと説明しない状況で、ことは淡々と進んでいるため、専務が実質的な社長としてどんどん影響力が増していきます

 

 

 

 

では

完全売却のはずなのに…④

こんな会社は潰れます~その162

 

 

 

 

ただ、こんな変な状況になったのは、決して専務だけの問題ではありません

 

 

 

 

 

もとを言えば社長に問題があります

 

 

 

 

 

 

 

期日までに固定資産税などの税金を払わなければ、差し押さえとなり、口座が凍結されてしまえば、営業ができなくなる、という追い込まれた状況から一時的にせよ脱出するには、ホテルを売却するしかなかったんですが、

 

 

その期日まで、まだ、あの融資、(でるかもしれない詐欺)を待っていたんです(笑)

 

 

 

 

 

 

予定通り、時間切れでホテルを手放すことになったわけですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、待っているようなんです

 

 

なんせ60億円が入ってくる(かもしれない)わけですから、11億円で売っても、20億円で買い戻せばいいと考えているようで、

 

 

 

かりそめでも現状を受け入れようとしていないのです

 

 

 

 

 

では

完全売却のはずなのに…③

こんな会社は潰れます~その161

 

 

 

 

本来、といっても僕の考えですが、ホテルを売却して、従業員ごと他社に売り払うならば、

 

 

まずは、対象者全員へ、今の会社に残るかどうかを打診しなければいけません、でも、それもなく、

 

 

ただ、全員転籍しますよ、という説明のみ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、個人的に残念なのは、

 

 

 

 

 

 

選択肢がなかったというか、説明がなかったにしろ、

 

元の会社に残ることを希望した社員はゼロだったということです

 

 

 

 

 

 

 

自分で考えて行動する社員が本当にいなくなってしまった、しょうもない会社だなと改めて感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、今後の売上や利益もすべて、他社へ渡ってしまい、専務が雇われ社長になって役員報酬のみなのに、

 

 

 

 

 

わずか数名とはいえ、残っていれば会社を立て直す力になるかもしれない社員もそのまま売り払いました

 

 

 

 

 

 

所詮、専務は子供で、坊っちゃんなんですよ…

 

 

 

 

 

 

では

 

 

完全売却のはずなのに…②

こんな会社は潰れます~その160

 

 

 

 

先方は余裕があるのか、そのままの組織体制で再スタートを切ることになってしまいました

 

 

うちの専務もそうですが、社員の中でも、

 

ホテルは元々儲かっているから、単体ではそのままでも利益が出るのだ、と現在の体質を変えるつもりがないのです

 

 

 

 

だから、ボーナスも出るようになるぞ、とどちらかというと良くなるぞ、という雰囲気があるのです

 

 

 

 

 

 

 

…まあ、最悪の会社から切り離されたと思えば、少し、楽観的になるかもしれませんが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

組織を変えるつもりがないということです

 

 

財務しかやっていないうちの専務が社長で、僕のもっとも嫌い(笑)な人が役員で、うまくいくわけないだろう!!!

 

 

 

 

 

 

…といっても、僕は完全に別会社の人間になったので、何も言える立場にありませんが…

 

 

 

 

 

 

そして、何を血迷ったか?

 

普通なら(僕が考える)優秀だと思える社員を自分の会社に残すはずだが…

 

 

 

何も考慮されず、すべてのホテル社員がうちの社員ではなくなりました

 

 

 

アホちゃうか?でしょう

 

 

 

 

続く

 

 

では

 

完全売却のはずなのに…①

こんな会社は潰れます~その159

 

 

 

 

完全買収であり、100%先方が出資した会社としてスタートすることとなったホテルですが、

 

 

 

 

何故か、取締役社長としてうちの専務が就任することになりました

 

 

先方から役員報酬をいただく、いわゆる雇われ社長です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当初の僕の読みでは、

 

社員の動揺や混乱があれば、買収そのものが失敗(社員の大量離職、経費の不正使用など)してしまうので、

 

一時的なものならアリと思っていました

 

 

 

 

 

 

 

ところが、代表取締役社長は先方から登場し、雇われ社長として取締役社長としてうちの人間がそのまま残る…

僕の考えの域を出ませんが…

 

 

 

先方の思惑とうちの会社の思惑が微妙にズレた中で一致してしまった、と考えます

 

 

 

 

先方の思惑とは何か?ですが、

 

お金は出すが、社員を入れ替えたりするのは労力が必要なので、組織はそのままにして、しばらく様子を見よう

 

 

 

 

 

先方は余裕がありますね…

 

しかし、これがうちの会社でいうと最悪のスタートになります

 

 

 

続く

 

 

では