インパクトが強ければいいってもんじゃないが…

こんな会社は潰れます~その88

 

 

 

SNSの普及により、既存のメディアに頼らない独自の方法で情報収集する人が増えてきたため、

効果的な企業の販売促進というのが難しくなった時代となりました

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも昔ながらの販促方法というのがあるので少し紹介します

 

 

 

 

BSEについて前述しました

その時、いち早く売上を回復した企業がありましたが…

 

ペッパーフードサービス です

いきなり!ステーキ で有名ですね

 

 

 

この時、どんな方法を取ったかというと、

『助けてください…食べにきてください…』

 

張り紙をしたり、道路上にこの文言を書いた看板を手に持って掲示したりしました

 

 

 

幸いマスコミに大きく取り上げられ、広告としての告知効果は絶大で、そういう意味では費用対効果が高かったと思います

 

普通に考えると、節操のない文言なので、決して褒められた販促ではなかったでしょう

 

会社の存続をかけた命がけの販促が功を奏しました

 

 

 

 

 

通常であれば、インパクトのある文言というのは、最初は効果がありますが、すぐに新鮮味を失います

 

 

特に田舎であれば、『宇宙一うまい』とかいっても、すぐにばれてしまい、逆にお客を失いかねません

 

 

 

でも、うちの会社の社長はすぐ、『インパクトのある文言を考えろ』と言います

 

『○○の店では、こんな広告をして、売上が2倍になったらしいぞ』

 

と、わけのわからないコンサルタントの成功例を鵜呑みにしてうちの会社でも取り入れようとします

 

 

田舎と都会は違うんだよ!

 

 

 

 

 

 

ただ、立地条件によっては、インパクトだけで成り立つお店もありますので、次回に述べたいと思います

 

 

 

では